喫煙すると必ず睡眠に影響がでる

睡眠とメンタル

こんにちはkaimin-miyaです。

今回はタバコが睡眠にどう関わってくるのかをお伝えしようと思います。

なるべく簡潔に説明していきます。

吸い続けると必ず睡眠の質悪化とストレスに弱くなる

喫煙が体に悪いのはもはや常識ですが、睡眠にどう影響するのかは意外と知られていません。

結論から言うと吸い続けると間違いなく睡眠の質の低下、ストレスへの耐性低下がでてきます。

これにはニコチンとドーパミンの影響が深く関わっています。

まずニコチンですが、タバコを吸うと中枢神経系に刺激が入ります。

そして脳を覚醒しようと働きかけます。

よくタバコを吸うとスッキリするとか、吸わないと元気が出ないなんて事を聞きますが、それはニコチンの刺激による覚醒効果ということになります。

タバコを吸うとドーパミンを簡単に出すことができます。

次にドーパミンです。

ドーパミンというホルモンの名前は知っている方が多いと思います。

脳の側坐核から出るホルモンで、一日に出る分泌量には限りがあります。

楽に高刺激なものほど出やすいと言われていますが…「もっとくれ〜、まだ足りなーい」という感じで依存性が強いです。

なのでタバコを吸い続けるとドーパミンを簡単に出すことはできますが、どんどん消費しているような感覚です。

やがてタバコでもあまりドーパミンが分泌されなくなると、行動する元気もなくなっていきます…

まさに一日中だるい状態の出来上がりです。

夜寝る前にタバコを吸ってしまうと覚醒するばかりか、ドーパミンまで無理矢理出してしまうため、起床時は体のキツさも出てくるでしょう。

喫煙している人で忙しくなると本数が増える人もいるのではないでしょうか。

実際はタバコでストレスは減ることはありません。

ドーパミンのおかげで気持ちよくなっているだけです。

本数が多い人ほど、ストレスへの耐性が弱いという調査結果もあります。

依存を断ち切るには

人間は【我慢】すると絶対に失敗します。

我慢は今にも噴き出しそうな水を必死に蓋で押さえつける行為です。

逆にストレスになり、いつか無理になります。

しかし…【制限】と捉えるとうまくいくケースが多いです。

制限とは水が吹き出さないように水量調節レバーを調整する行為です。

これだけでも考え方は変わります。

我慢は確定で無理をする行為ですが、制限は自分で欲求をコントロールする行為です。

しかし…制限すると言ってもタバコにどんなデメリットがあるかわかっていないと無意味です。

どんなにお腹が空いていても毒キノコに手を出さないように、悪いことが詳しくわかっていれば欲求はコントロールできます。

私も10年前まで喫煙をしていましたが、この考え方で辞めることができました。

まずは考え方を変えてみる。ということから始めましょう!

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この記事を書いた人
kaimin-miya

整形外科クリニックで働く理学療法士として働いています。
また快眠セラピスト、安眠インストラクターの資格も所持しています。
現場では患者様の回復を最大限引き出すために、睡眠に対してアドバイスも行なっています。

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