運動不足より先に解決すべき問題!

睡眠と運動

こんにちは。理学療法士、快眠セラピストのmiyaです。

今回は運動と睡眠の関係性について伝えていきたいと思います。

いつも通り結果、理由を簡潔に述べます!

運動は必ずしも体にいいとは限らない

運動と聞くと体にいいというイメージがあり常識的になっていますが、必ずしもいい効果が出るとは限りません。

全ての運動は基本的に身体に疲労を蓄積させます。

全ての運動は身体を疲労させ、さらに脳も疲労させます。

運動を行うと筋肉に乳酸などの疲労物質が溜まります。同様に大脳にもガンマヒドロキシ酪酸という疲労物質が溜まっていきます。

その疲労を解消できる程、しっかりと休養できれば、運動は健康にいいかもしれませんが…

休養を必ずとる!が条件になります。

休養=睡眠しかない

運動をしっかりと健康にいいものにするためには休養が必ず必要です。

休養とは…ズバリ睡眠です。睡眠しかありません。

食事や入浴も疲労回復のイメージがありますが、それだけでは身体は回復しません。

疲れた脳と身体を回復させるためにはどれだけ質の高い睡眠をとれるかにかかっています。

人間は入眠直後に最も深いノンレム睡眠が現れます。

この時のノンレム睡眠の深さは4段階あって3段階目と4段階目に入ると成長ホルモンが出ると言われています。

成長ホルモンは人間の休養にとても必要なものなのです。

主な効果は疲労回復と組織修復です。

女性では1日の成長ホルモンの分泌量の50%、男性では60〜70%がノンレム睡眠時に分泌されます。

運動を効果的なものにしたければしっかりとノンレム睡眠を発現させて、成長ホルモンを出さないといけません!

オススメの運動強度

前述したように運動した後は休養【睡眠】が必要になります。

運動強度が高いものならばそれに見合った休養を取らなければ効果なし!どころか逆効果にもなりかねません。

そこでおすすめの運動強度です。

最大心拍数の60%までにすると、代謝機能の向上も見込めますし、疲労感も軽くてすみます。

最大心拍数=220−年齢で求めることができます。

最近では便利なことにスマートウォッチで脈拍を測りながら運動することができます。

割と安価でもそういう機能もついているので適切な運動負荷のために購入するのもいいですね!

体に負担が残りにくい負荷で運動を行い、その後しっかり睡眠を取って健康効果を出していきましょう!

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この記事を書いた人
kaimin-miya

整形外科クリニックで働く理学療法士として働いています。
また快眠セラピスト、安眠インストラクターの資格も所持しています。
現場では患者様の回復を最大限引き出すために、睡眠に対してアドバイスも行なっています。

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